市場とつながる瞬間

最近、昼のテレビドラマ「トットちゃん!」が面白くてビデオに録画してみています。
テレビ草創期の時代から今までの黒柳徹子さんの半生を描いたもので、ドラマの面白さもさることながら、メディアの大激変を今更ながら感じてしまいます。

当時はビデオもなく、リアルの一発撮りだったんですね。もう大変なお金と手間をかけてメディアをつくっていた様子が良く分かります。

実は昨日、お客さんのところで動画づくりをお手伝いしたのですが、その時間たるや初回にも拘わらず、やり方伝授も含めて実質1時間30分位。
しかもiPhoneだけ使って撮影も編集もYoutubeへのアップロードも全て完結。
まあ初回なんでテロップのちょっと変なところはご容赦いただいて(笑)、でも結構なもんでしょ。


これ「トットちゃん!」の時代に同じクオリティのものをつくるとしたら一体いくらかかったんでしょう?
こちらは実質タダですから。

で、僕が言いたいのは、こんな簡単に作れるんだから、特に商売やる人はどんどん自分がやりたい、興味をもったメディアにチャレンジした方が良いということです。
多分、SNSやらない人の殆どは、動画なんて絶対自分で作れないと思っているはず。でも動画に限らず殆どのSNSメディアは驚くほど敷居は低いし、万人が何の苦労もなく発信できるのです。

先日も書きましたがメディアには相性があって、不得意なメディアは続かないし、自分が違和感なく溶け込めるメディアは楽しいので内容も面白いし継続も出来る。結果ビジネスにも結びつきやすい。

自分の好きなメディアでデビューして市場から反応が合った時の感動がその後の行動を左右する。
市場との糸がつながった瞬間を体感する。
あとはあれこれ自分で工夫しながら発信を継続して市場との糸をコツコツ太くしていけば良い。

「トットちゃん!」も最近のメディアの変わり様にびっくりじゃないでしょうか。
こんな時代だからこそ好きなメディアで発信して、まずは糸をつなげましょう。