10年早すぎた・・ホントか?

モノをつくって市場に投入するまではやったけれど、その製品が売れないというのはよくある話です。こういう事例はそこかしこに転がっていて、特に補助金絡みの商品では開発はしたけれど売れず、というのが本当に多い。

こうした状態を表すマーケティング用語がプロダクトアウト、つくってはみたものの・・・売れない、ってやつです。
そうして売れない理由を本人も含めて色々な人が色々なことを言い始めます。
「やはり商品が悪かった・・・」、「良い商品だが10年早すぎた・・・」。

商品が悪い・・・。
商品が悪い・・・。
商品が悪い・・・・。
だから商品に改良を加えなければならない・・・。
次の新しい商品を開発しなければ明日はない・・・。

本当でしょうか?

売れない理由を商品に求める。
商品責任論とでも言いましょうか。

この商品責任論を一旦捨てない限り、あなたの商品は一生売れないと思います。

多くの場合、商品が売れないのは商品が悪いせいではなく、本当は良い商品なのだけれど、その良い商品が素晴らしいものだということをお客さんに気付かれていないからなのです。
顧客に気づかせていない、意識して気付かせない限り売れない。
その商品の存在にすら気付いていない。
あなたの存在にすら気付いていない。

モノが売れる=存在に気付かれる
なのです。

いくら商品が良くたって、気付かれていないから、モノは売れない。
これをやるのがマーケティングなのです。

もちろん、本当に商品に魅力がなく売れそうにないという場合もあります。
しかし、それ以前にそもそも売れないという話には市場・顧客に気付かれてないというケースが圧倒的に多いのです。

気付いてもらうには?
何をすべきか。
そんな悩みをお持ちの方は声掛けてくださいね。